後遺症が起こると「見え方の質」が低下する場合があります。

レーシック手術後に以下のような「見え方の質の低下」が

起こる場合があります。

 

・ハロ

・グレア

・スターバースト

・夜間視力の低下

・コントラストの低下

・複視

・視界のぼやけ

 

このような症状が起こった場合でも、視力表によって測れる視力は

良好である場合も多いので、クリニックは

「見え方は個人の主観の問題」

「こんなに視力が出ているのに何が問題なんですか?」

「そんなことを言うのはあなた一人です」

と全く取り合いません。

ハロ

ハロはしばしば光の霧に包まれた大きな球体として感じられます。

スターバーストや夜間視力の低下などほかの症状と並存して現れる場合もあります。

ハロの強さは人によって異なりますが、強い場合は夜の運転が危険になる場合もあります。この症状は多くの人で時間とともに治癒しますが、永続する場合もあります。

夜の運転が危険になるため、運転を自ら控える人もいます。
夜の運転が危険になるため、運転を自ら控える人もいます。

スターバースト

屈折矯正手術を受けた患者のには、夜間だけでなく昼間でさえも光源から

光の光線を見るようになる患者がいます。夜になるとこの光線はより強烈に、

より濃く、長いものとなります。

この症状は多くの人で時間とともに治癒しますが、永続する場合もあります。

ハロと同様夜間の運転は危険なものとなります。
ハロと同様夜間の運転は危険なものとなります。

夜間視力の低下

屈折矯正手術を受けた後によく起こる後遺症として夜間視力の低下があります

(特に高度近視など角膜の切除量が多い者に多い)。

夜になるとコントラストの低下等が起こり、視界が悪くなります。

図のように道路の白線などが認識できなくなり、夜間運転が危険になる者もいます。

この症状は多くの人で時間とともに治癒しますが、永続する場合もあります。

コントラストの低下

コントラスト感度は通常の眼が当たり前に持っている機能ですが、

手術後に失われる可能性があります。

色相や輝度の変化を感知する能力が失われるとオブジェクトの明確な境界線が

失われてしまい、互いに溶けあい灰色がかって見えます。
そのような場合でもクリニックは「視力表での視力は出ているから」と

取り合いません。この状態は永続する場合があります。

複視

複視は画像が重なって見える現象で、そのサイズや色などは人により異なります。

2重に見えるだけの場合も有れば、10以上に重なって見える場合もあります。

片目をふさぐと消える両眼複視もあれば、単眼で発生する場合もあります。

この症状も永続する場合があります。

当会には複視の発生でメールなどができなくなり、職を失った者もいます。

文字が読めなくなるので症状について調べることすらできなくなります。
文字が読めなくなるので症状について調べることすらできなくなります。

視界のぼやけ

レーシック後に不正乱視などで視界がぼやける場合があります。

角膜表面上の不規則な凹凸によって生じる不正乱視は眼鏡では矯正が難しいです。
ハードコンタクトレンズを装用すれば収まる場合もあるが、レーシックの後遺症を

負った患者はドライアイなども併発しており、

「メガネやコンタクトでどうにかなる」という問題ではない場合があります。

この症状も永続する可能性があります

この症状もまた文字を読み取ることが困難となり、レーシック後の後遺症を持つ患者を情報から遠ざけている要因となります。
この症状もまた文字を読み取ることが困難となり、レーシック後の後遺症を持つ患者を情報から遠ざけている要因となります。