クリニックは「手術を失敗した例はない」と説明しましたが、 正しくは「失敗したと認めた例はない」だと思います。

30代女性

2008年ごろ手術

手術の方式:イントラレーシック

 

 

■レーシックを受けたきっかけ

レーシックを受けた理由は小さいころから目が悪くて、眼鏡やコンタクトを手放せなかったからです。

大人になって、近視の眼鏡で目が小さく見えるのが嫌で手術を考えるようになりました。

 

■術後の症状

レーシック手術を受けた後、数か月後から目がものすごく痛くなり始めました。

あまりに痛いので目を開けて歩いていられなくて、仕事もとてつもなく

苦痛になりました。業務でパソコンの使用が多かったのも

目の痛さに拍車をかけました。

 あまりに辛いので上司に許可を取り、レーシックをしたクリニックに行きました。

 

■術後のクリニックの対応

痛くて目を明けていられないながら何とか裸眼視力を検査すると、

術後1.5くらいは出ていた視力はかなり低下していました。

私は万全のアフターケアと書いてあったからその病院で手術を受けたのに手術した人とは全然別のお医者さんが診たのですが、一通り検査をした後で

「目が痛くなった原因は分かりません」としか言ってくれません。

そして処置も検査もないのです

 

 

■その他のクリニックのでの対応

その後セカンドオピニオンを受けに回ったクリニックでは

非常に冷たい対応を受けました。

ほとんどの眼科では「レーシック後に目が痛くなったんです」と言うと、

「ああ・・・」と言う感じの不思議な雰囲気が流れます。

係わり合いになりたくないような、仕方ないなあと言うような、

何とも不思議な雰囲気です。

診断名がついても、「ドライアイです」「眼精疲労です」と

当たらずとも遠からずなことを言うだけなのです

 

■レーシック希望者に一言

レーシックを考えている皆さんに伝えたいことが有ります。

私は自分と関係ない人が受ける場合、ひとまずリスク説明だけをしますが

最終的にはその人の決断に任せます。

ただ親兄弟が受けると言ったら死んでも止めようと思っています。

そう思う理由は、レーシックで後遺症を受けたときの眼科医の冷たさと

何もできなさ(何もしなさとも言える)が半端ではないからです。

 

 

■レーシックをしている医者に言いたいこと  

私はお医者さんと言えども失敗は有ると思います。

問題は後遺症が生じた場合にどのように治療してくれるかだと思うんです。

 

レーシックの病院にはそれが一切ありません。

治療法がないなら、最初からそう書いてください。

 

 

■一般の方に伝えたいこと

この文章を読まれてからもレーシック手術を選択される方もいると思いますが

後遺症はきついということを是非知っていただければと思います。

私も会社を辞めていますし、会社を辞めるならまだましで、

寝たきりになった人も知っていますから。

 

 私が一番悲しいことは、目が痛い時は目のこと以外のことは本当に何も

考えられなくなることです。誰かと話していても、あまりに目が痛すぎて

目のことしか考えられません。人として終わっていると思います。

 

クリニックのステマとインフォームド・コンセントのなさは

2012年9月現在も相変わらずなので、これからも被害者が出ると思います。

それは自分には許せないのでこの文章を書きました。

 

読んでいただいた方、どうもありがとうございました。